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山路を登りながら、
山路を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。
住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画が出来る。
人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。やはり向う三軒両隣りにちらちらするただの人である。
ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行くばかりだ。
人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。
夏目漱石の草枕の冒頭です。
私はこの冒頭の部分が好きなのです。
昨日も今日も明日もほぼ毎日、
最近は天気が良いので牛を放牧します。
まず一頭一頭繋いであるのでロープをはずして行きます。
この時牛は早く草が食べたいので我先に出ようと暴れます。
500キロ前後ある牛に踏まれないように注意することが重要です。
たまに角で突かれます。
ロープを外すと続々と牛が出口へ集まって来ます。
扉を開けると牛がものすごい勢いで飛び出します。
その時、犬の血が騒ぐのかコウタも興奮します。
その時、猫は欠伸しながら昼寝しています。
ものすごい勢いで走って行きます。
扉を閉めます。夕方7時ぐらいに牛を牛舎に戻します。
たまに、牛舎を掃除していないのに勝手に扉を開けて帰ってくることがありビックリします。
放牧すると牛が生き生きしているように見えるのは私の気のせいではないと思います。
が、放牧すると負傷する牛も出てきます。この牛は左の後ろ足を負傷。この間、獣医さんに診てもらったのですが、まだ痛そうなので放牧できません。
フジの花の天ぷら。
ある何でも揚げて食べるという方に教えてもらったフジの花の天ぷら。
食べるときにふっとフジの花の香りがします。
花がもう少しで開くところを揚げるのがコツです。
蛇と牛の舌
昔はあんなに嫌いだった蛇も今はつぶらな瞳がかわいいとさえ思える今日この頃。
蛇と牛の舌は似ていると思った。
そのうちハメも捕まえれるようになりそうです。